謁見の大安売り。

 中国の習近平副主席が、近々天皇陛下に謁をたまわるそうな。

 それも、通常一月以上前から準備をすすめるところ急遽この日取りとなったとか。

 もうね、あきれてものもいえませんよ(いや、いうんですけど)。

 小沢が国会をさぼって恒例の朝貢にいったのは百歩ゆずってゆるしましょう。
 どうせ余命いくばくもない方です。中国に「皇帝陛下の飼い犬」とでも見下げられまくってください。
 ホイホイついていった「小沢チルドレン」だって、次の選挙でのこる見込みのすくない人たちです。せいぜいハニートラップにでも何でもひっかかってきてください。日本は小ゆるぎもしませんから。

 でも、お前らの媚中天皇陛下をまきこむなよ、と。

 そもそもこんな急な日取り決めが、ご高齢の陛下へのおもいやりに欠けるのがまずいただけない。ただでさえ公務をへらしてご負担をかるくしようとしているのに、何をかんがえているのでしょうか。まあ国会のご挨拶を「手抜き」とかいっちゃう人が外務大臣をやっている政府ですから、そんな気配りは皆無なのかもしれませんが。

 しかも、そんなムチャをしてまで謁見するのが「副主席」というのが余計バカにしてます。
 元首じゃないんです。
 日本国天皇陛下ってのは、そんな微妙なVIPが即席のスケジューリングでかんたんに会えるほど安っぽい存在なんでしょうか?

 この場合、皇室の権威をおとしめているのは中国側なのか、日本側なのか。おそらく両方でしょうね。

 だれがこんなアホなことを決めたか知りませんけど、頼むからこれ以上皇室、ひいては日本国の権威をおとしめるようなことはしないでください。そんなに中国にこびたければ、自分ひとりで三跪九叩頭の礼でも何でもやってください。ただそれを天皇陛下、ならびに一般日本国民に拡大しないでください。中国人に頭をなでられたいと思っているのはあなたたちだけです。一般国民は毛ほども思っちゃいませんから。