もうちょっとバレないようにやれよ・・・。
いや、女子フィギュアスケートの話ですけどね。
20点差ってどういうことよ。
おとといのまんま、5点差で最後までいったら「ちょっと不満だけどそういうもんか」でおわっていたかもしれないのに、まさかの世界最高得点十数点オーバーですよ。
どうせやるなら、もっとこっそりやればいいのに。
もはやこうなっては、かんがえられる可能性は下の4つです。
①いったんは買収された審判が、それでも良心の呵責にたえきれず、ありえない高得点をだすことでこれは八百長だと必死にアピールしている。
②これが八百長ならこんなにわかりやすいことをするはずがない。だから実は八百長にみえるけどほんとうにこれだけの差が彼女たちの演技にあった。
③「これが八百長ならこんなにわかりやすいことをするはずがない」という心理を逆手にとった巧妙な八百長。
④特に何にもかんがえず単純に「誰もおいぬけないくらいの世界最高得点をだしてくれ」とスポンサー側が要求。
・・・何となく4番のような気がするけど。
それにしても、みなさんおっしゃいますが、やっぱりむずかしい技を何度もきめた浅田真央が無難におわらせたキム・ヨナにはるかにおよばないというのは競技の性質からいってもおかしいわけで。
だってフィギュアスケートは「スポーツ」なんですから、肉体の限界に挑戦してみごと成功させた選手をよりたかく評価しなければならない。ただみた目がきれいなだけでいいなら、それは「ショー」ではあっても「スポーツ」とはいえないんじゃないでしょうか。
まあこれでルールは大幅に改正されるんじゃないかとおもうんですが、それはそれで何だかな・・・。
やっぱりオリンピックふくめ、国際スポーツ大会にスポーツマンシップを期待してもムダだということをあらためて確信しました。
「真のスポーツファンはオリンピックなんぞみない!」と僕は声高にうったえたい。
うん、でも浅田真央はがんばった。安藤美姫もがんばった。鈴木明子もがんばった。特に鈴木明子は摂食障害でたいへんだったらしいけど、よく入賞した。すばらしい。
あと競技二日前にお母さんをなくしたカナダのロシェットも。土壇場で逆境のなかよくがんばった。
・・・別にキム・ヨナががんばってないとはいってないですよ。期待されすぎて、ここでこけたりなんかしたら帰国後マジでころされてたかもしれないことをかんがえれば、十分がんばったといえるんじゃないか。ただ点差がありえないでしょ、って話だ。